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人生の幅を広げる?!

JUGEMテーマ:日記・一般

 

少し前のできごとです。

 

自習室で、定期テスト勉強中の中学生。

彼女は、フレーズでは覚えているのですが、一つ一つの単語をとりだすと???となっておりました。

 

"forward"って?

″away"って?という具合。

 

そして、友達やら私やらに、

「サッカーでフォアードってあるじゃん」とか、

「野球とかでアウェイっていうよね」とか言われるたび、

 

「えー、サッカー興味ない……」

「野球も見ない……」

 

と、なっておりました。

「そっかー、きいたことある!」とか、

「あれはそういう意味だったんだ!」という友達と、ちょっと対照的なことに。
 

もったいないなぁ。

 

で、

「それは、人生の幅を狭めるわー」と半分冗談めかして言ってみましたが、

どうも、ピンと来ない様子。

 

二人そろって、

 

と声をそろえて聞き返してきて可愛かったです。

 

そりゃそうですよね、

興味ないものが自分の世界を豊かにする、とか言われても、、、、でしょうね。

 

それで、

「じゃぁさぁ、自分の好きな人が、サッカーについて熱く語ってたら、

  ”興味ないし!”とか言う?」

 

さすがにそれは……、という反応。

そして、続けて、

 

「自分の興味あるものに興味のある人の話しかきかないと、

 ハンドボール部(仮/フェイクです)の男子としか付き合えないじゃん!!」

 

というと、

ハンドボール部(仮)の男子部員を思い起こしたのでしょうか、

ぶるるっと首を振って、

「うん、それは困る」と、

 

”人生の選択肢を狭める”ことに、心から納得がいったようでした(笑)

 

それから、

一流の人って、全然違うジャンル同士でも響きあうことがあるみたいで、

新聞とか雑誌でそういう対談を読むとすごく面白いよ、

なんて話も。

 

 

同じ趣味のパートナーがいることも素敵だし、
全然ちがう趣味のパートナーに刺激をもらったり、あるいはお互い干渉しなかったりするのも素敵。

 

 

生徒さんたちが、

いろんな考え方があることを知って、

自分の人生を自分で選んでいく、

そのときに、たとえば「べき」に縛られて苦しむことのないように……。

 

その手助けが少しでもできれば、と思っています。

 

そんな、とある一日の、可愛いお話でした♪

 

posted by: L'essence | レサンスな日々 | 14:24 | comments(0) | trackbacks(0) |-
バズ・ライトイヤーから学んだこと

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

ディズニー映画「トイ・ストーリー」シリーズが大好きな息子。

いつもウッディとバズの絵を描いたり、おもちゃで遊んだりしています。

 

いつものように、しゃべるおもちゃのバズに喋らせて遊んでいた息子が、

「”メイデン”って何?」ときいてきました。

 

 

メイデン?

めいでん?

めいでんって、あの、あいあんめいでんのメイデン???

 

 

(持ち主が学校に行っているすきに無許可撮影)

 

 

そんなん、まだ前歯が一本抜けたばかりの乳歯だらけのボクちゃんには

とても言えません💦

 

 

ですが、

たしかに、

「メイデン、メイデン!至急援軍を頼む!」と言っている、と、

キラッキラのおめめで言うのです。

 

 

ははぁ、こりゃ無線用語だな。

でも、おかあちゃんは無線用語は知らないんだよ、

終わったらオーバーって言うのは知ってるけど(無知)……

でも、

世界のディズニー・ピクサー映画で、

そんなことばつかうかなぁ……

 

 

よし、もう一回きいてみよう!(バズのボタンを押す)

 

バズ「メーデー、メーデー!!」

 

 

 

よかった、

「○○くん、これメーデーって言ってるわ(ホッとしながら)。

 どんな意味か調べてみるね」

 

 

 

やはり、国際的な遭難信号でした。

SOSとほぼ同じで、重大な危険が差し迫ったときにのみ発することのできる信号だそうです。

(ご存知の方も多いと思いますが)
で、ほおー、と思ったのは、その由来。
たしかにMaydayとなるのですが、
5月のお祭りでも労働者に関係するものでもなく、
フランス語の m'aider (=help me)から来ているんですって!
そうか、メデ―!だったのか!!
1つ賢くなりました。
ついでに、
息子が、
無線とかトランシーバーとか知らない、ということが分かったので
(観ている映画にも出てきてはいますが...)
また見かけたときに「コレよ!」と言っていこうと思います。
以上、本日のレサンスブログです。
れ・さ・ん・す。
れんげのれ
さくらのさ
おしまいのん
すずめのす
担当、ふ・る・せ。
ふじさんのふ
るすいのる
せかいのせ、でした。どうぞ!(適当)

ポイントで父親さんが買ってたから知らなかったけど、た、高〜!!
そしてウッディの方が安いのはなぜだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by: L'essence | レサンスな日々 | 13:42 | comments(0) | trackbacks(0) |-
私が生徒さんに必ずする話 その1     ※写真追加しました

こんにちは。

「春の講座」もほぼ終わりに近づいてきました。

 

こういう、長期休暇中の講習のいいところの一つは、

いつもと時間割が異なり、連続して通塾してくれるので、

いろいろな話が、広がったり、深まったりしやすいところです。

(学年によっては、ほぼ平常授業と変わらない時間割だったりしますが……)

 

また、

昨日もしくはおとといの自分と比べての成長を実感できるので、

お子さんのやる気も継続しやすい!

 

と、

楽しみながらやっております。

 

さて、

春の講座のレサンス小学部は、どの学年も、

「気持ちをあらわす言葉」を増やすことをテーマにやっておりました。

 

そうすると、たとえば、

「こびる」「へつらう」「おもねる」なんでこんなに似た意味の言葉があるんだろう??

と。

 

素晴らしい疑問!!

 

語彙を増やす必要性について、

私はよく、色鉛筆にたとえて説明します。

 

語彙は、自分が認識する世界を表現する色鉛筆。

青といっても色んな青があるように、

それぞれの言葉は、すこーしずつ違っています。

 

心の中に広がる世界が、赤青鉛筆の2色しかないのではなくて、

色んな色で鮮やかに感じ、表現できたらいいよねー、

それが豊かさってことだよねー、

 

と。

この話をするときは、いきなりではなく、必ず具体例から入ります。

ですので、

小学生ですが、(小学生だからこそ?)みんな、ふんふんときいてくれます。

先日は、「じゃあこの言葉はうすい赤でー、こっちはピンクっぽい赤!」などと言葉に色のイメージを重ねる子も。

 

 

と!いうわけで!!!

 

「怒る」と「叱る」の違いについてもしっかり説明済みです(笑)

 

みんなが、叱られてイヤな気持ちになるときは、それはちょっと「怒る」になっちゃってるときなんだよね……

大人はね、叱りはするけど怒らないようにしようって思ってるんだよ……ほんとはね……

 

 

子どもはしっかりわかっています。

子どもを叱るとき、

一生懸命になるあまり、ついつい肩に力が入って”怒る”に傾いてしまいがちだけれど、

子どもは、わかる力をもっています。

 

だから、そんな子どもの力を信頼すれば、

 

そんなにあせらなくても、

傷つけあわなくても、

ゼーゼーハーハーしなくても、

 

教え、諭すこと、そしてそれが通じることは、

叶うものなのです。

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:言葉を育む子育て

JUGEMテーマ:子育て情報

 

posted by: L'essence | レサンスな日々 | 14:11 | comments(0) | trackbacks(0) |-
新たなステージ♪

ただいま、2月9日朝6時を過ぎたところです。

まだあたりは真っ暗。

中3は、今日が私学入試。

無事に、健やかに、今日という日が迎えられたことに感謝ですね。

チャレンジができるのは幸せなこと。

きっといい受験になるのです。

そしてまた大きく成長するのです。


信じて、吉報を待っています。



レサンスでは、

SMILE講座2-3月期、開催中です。

昨日はその2回目(第3章)でした。

話は子育てにとどまらず、夫婦のこと、お仕事のこと……疑問質問も積極的にぶつけてくださり、盛り上がっております。


子どもも学ぶ。

大人も学ぶ。


子どもも成長する。

大人も成長する。


みんな、前に進んでいける。

みんながそんなふうに、人生をオモロク楽しめたらいいなぁ。と思います。

(私は人生イロイロを思いっきり楽しんじゃっているので)



書いているうちに、

少しずつ、

空が明るくなってきました。



posted by: L'essence | レサンスな日々 | 06:37 | comments(0) | trackbacks(0) |-
信じて待つ!!ことの大切さ

あ!と言う間もなく、2018年、平成30年が終わろうとしています。

今年もたくさんの方に支えられた幸せな1年でした。

新たなご縁も広がり、充実していました。

 

そして、

その幸せや充実は、すべて「かかわるみなさま」がいてくださったからこそ叶うもの。

 

お世話になったすべての方に厚く、いや熱く、暑苦しいほど御礼申し上げます。

新しい年が、皆様にとって、笑顔いっぱいの幸せなものでありますように!

 

 

 

毎日が飛ぶように過ぎ、なかなかブログも更新できていませんが、

書きたかったあれやこれや、本来は50記事ぐらいにしたかった内容を、全ーーー部ひっくるめて一言で言うと、

 

「信じて待つ!!」ということです。

 

大人は正解を知っていて、ついついそれを子どもに与えたがるけれども、

「言われただけ」では子どもはそれを「自分のもの」にはしません。素通りするだけ。

どんなに自分(大人)が焦っても、

〇劼匹蘯身が必要と感じ、欲すること

⊆分で実際にやってみて、納得すること

 

このプロセスが絶対に必要なんだ、とお伝えしたい場面は何度もありました。

とくに,離廛蹈札后

 

そこで手を出さず見守る「親」は、少々(?)の辛抱と覚悟が必要となります。

待つ、待つ。ひたすら待つ。

 

 

でも、

同じぐらいお伝えしたいことは、

「子どもは変われる」し、「大人も変われる」「いつでも変われる」ということ。

 

いや、「変わる」と言っちゃうと今までの良さを捨てることを強要してるみたいだから言い換えよう・・・

 

「いつからでも成長できる!」「何歳だって進化する!」

 

 

受験生として、

夏に頑張れなかった、

秋も変わらなかった、

2学期最終三者面談の段階ですら、まだだった……

 

そんな状態でも、

12月に入ってから、ぐっと変わる子もいます。

 

 

12月??それじゃ遅いよ。という声が聞こえてきそうです。

 

勿論、勉強や受験という面では、その、「変わるまでの不勉強のツケ」はどうしようもないかもしれない。

でも、

人として

「受験生のクセに、夏も秋もがんばらなかった、もうダメな子」というレッテルを貼るのか、

「ようやく目覚めた獅子」とみるのか、

 

親として、どちらの見方を選びますか?

 

「進学塾」として、あるいは勉強面だけでお子さんにかかわると、厳しい見方になることがあったとしても、

それが、

「人間として」「もう覆せない」レッテルと決してイコールではありません。

まして、

「親子」は、全人格的なつながり。

お子さんが、この先自分の人生を主体的に生きるために、どちらの見方をすればいいかは明らかです。

(お子さんは、「評価」を学校や塾といった外部、他人から、イヤというほど貰っています)

 

 

「信じて待つ」

そうすれば、

子どもは、本人なりのタイミングで、自分の手と足を使って動き出します。

 

そして、

「子どもが変わる、成長する」と同じように「大人も成長する」と私は信じています。

そんなケースをいっぱい目の当たりにしてますから!!

 

そんな風に今年も、お子さんだけでなく、大人の方も、サポートさせていただけたことは、本当に有難いことでした。

 

新年も、

我々にできることを精一杯させていただきたいと思います。

至らぬ点も多々ありましたが、いつも許していただいている皆様のご厚意に決して甘えることなく、

一層精進してまいります。

 

新しい年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

レサンスでは、新年度の準備とともに、

2月〜3月期のSMILE講座、

2月17日(日)午前 イベントを企画中です。

詳細は別途お知らせいたしますが、2月17日の午前はぜひ予定をあけておいてください!

 

イベントのヒントは、とりいそぎこちら!

 

 

 

 

JUGEMテーマ:子育て情報

JUGEMテーマ:心理学

posted by: L'essence | レサンスな日々 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |-
宿題の範囲を自分で決めてみた その2

JUGEMテーマ:高校受験

 

前回のつづきです。

宿題を「自分で決める」と、

 

問い1;その”量”はどうなるか?

 

 答え →→→ 講師がいつも出している量より、

       多くなることはあっても、減ったりすることはない!!

       (ちょっと張り切りすぎじゃない?と思うこともあるほど)

       誰も、決して、さぼろうとはしません。

 

決めているときの雰囲気はとっても和やかで前向き(これは前回も書きましたが)。

決して、やらされている感じはしません。

 

 

問い2;では、やってきた宿題の”質”はどうなるか?

 

 答え →→→ 小学生は、宣言通り、あるいは宣言以上の点数を取った人も多かった!

        思うようにできなかった人も、反省と自覚の言葉が具体的で明確でした。

        (失敗も、”次のための大切な学び”だからいいんです!)

        中学生もがんばっていました。

 

 

問い3;やってみた感想は?

 

 答え →→→ 中2のみんなにきくと、

        ほとんどの生徒さんが、いつもより頑張らなきゃ、と思った、とのことです。

        自分で決めた量がやっぱりちょっとしんどくって、後悔しそうになったけれど、自分で決めたことだから、

        と、頑張った、とのこと。

        もちろん、彼らは普段から、宿題をサボる、ということはありません。

        その出来はともかく、指示した課題はやるもんだ、と思っている人たちです。

        でも、気持ちが「なんか違った」のだそうです。

        あとの2名は、とりたてて変化はない、と。「やるべきこと」という意味で一緒だから、とのことです。

 

 

みんな、いろんなことを感じ、考え、学んでくれたと思います。

 

受験生になると、やるべきことを粛々とやっていくしかないのですが、

今やっている勉強というのは、

勉強の内容を身につけるだけじゃなくて、その勉強を通じて、勉強のしかたを学ぶのも、大切な目標だからね」と、

繰り返し伝えています。

 

 

 

 

 

 

 

posted by: L'essence | レサンスな日々 | 13:55 | comments(0) | trackbacks(0) |-
宿題の範囲を自分で決めてみた

JUGEMテーマ:日記・一般

 

9月に入り、毎日のように、私立校の説明会に(手分けして)出かけています。

ブログの方もなかなか手付かずでしたが、もう少し更新頻度を上げていきたいと思います!(宣言)

 

 

さて、「夏の講座」や「8月平常集中授業」は、いつもとちょっと違ったことをするチャンス。

お盆休みに入る前、いくつかの学年・クラスで、お盆休みの間の課題の「範囲」を自分で決めてもらいました。

 

まずは小学生。

小学生が決めたのは、漢字テストをどこまで進めるか?です。

再テストがたまっているから、きっちりキレイにそれを片付ける!もよし、

順調だから、新しい範囲に進む人も、

どんどん進みたいから2回分やる!もよし、

1回分だけ、でもその代わり確実に高得点!もよし!

 

これも、

年度、あるいは入塾直後から、まず最初に、このペースでやりましょう、とこちらの年間計画にもとづいて基準となる範囲とペースを示し、

テスト勉強の仕方について、毎週あれこれ試行錯誤を重ね、

今は、ある程度自分のペースがつかめていること

(再テストをためている組も、それは過去の負債がまだ返し切れていないだけで、春頃よりぐっと伸びてる♪)

そして、

みんな前向きに頑張っていること、

などなどいい感じになっている(そしてここまでこのペースで来ているからカリキュラムに余裕がある)からできること。

 

 

そして、中2。

 

・いつもの読解の自習課題

・語句の問題集

この2つをどれだけやるかは自分で考える、

・漢字テストの範囲は、クラスみんなで相談して決めてください、と言いました。

(ちなみに、この、相談の様子も興味深かったです。生き生きと楽しそうだった🎵)

 

 

そして、最後に、

それを、「自分との約束」という形で書き上げました。

 

小学生はそれを私が出席簿にメモしましたが(ちなみに小4などは目標点数も宣言、もちろんそれもメモ)、

中学生は、もう一度改めて付箋に書いてもらい、その付箋を預かりました、恭しく。

その時の彼らの様子はどうだったか?

そして、お盆明け、結果は??

 

 

 

次回につづきます。

 

 

ところで、この「自分との約束」に関してですが、

定期的に美味しいものをたべる意見交換をする、生駒のはなまるゼミナール代表・久保先生にヒントをいただきました。

 

それは、宿題は「約束」だというキーワード。

私はどちらかというと、「お仕事」面を強調しがちでした。でも、「約束」のほうがずっと素敵。

だから、これからはそっちを強調していこうと。

 

そしてそのランチで出た別の話題のことも、私がもたもたしている間にさくっと記事にされています。

是非お読みください。

    ↓

はなまるゼミナールの徒然草/つまづきをどう考えるか。

 

このブログ記事では気を遣って(?)名前を伏せていただいていますが、

以前のブログ(良記事が沢山あったのにホームページの故障で消えてしまって残念!)でも、

レサンスのことをご紹介してくださっていました。

 

久保先生とレサンスは、

生きていく、自立するための学びなのだ、目先の受験にとらわれない、ということ、

「自分で」気づく、「経験から学ぶ」、そのためには「待つ」ことが大切だ、ということで、いつも共鳴しております。

これらのことの大切さについても、別の記事で近々アップしまする予定です。

(下書きがたまっている・・・・・・💦)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

 

posted by: L'essence | レサンスな日々 | 13:43 | comments(0) | trackbacks(0) |-
「今夜の空襲で死ぬ」、と「いつ死ぬかわからない」

JUGEMテーマ:言葉を育む子育て

 

 

もう8月!

いっぱいブログに書きたいことがあるのに!

とはいえ、連日「夏の講座」で充実した毎日です。

 

今日はそんな「夏の講座」の授業から。

三浦哲郎「月蝕」の一部です。

ある月食の日、主人公の脳裏に、30数年前の、旧制中学3年のころ、そうと知らずに見た月蝕の記憶がよみがえります。

 

          *

 

彼は、歩きながら、何気なく空の月を見上げた。すると、月が異様な欠け方をしていた。家を出るとき見た月とは、はっきり形が違っていた。目をこすってみても、同じことであった。彼は、訳が分からずに、ただそのいびつな月に不吉なものを感じた。仲間に黙っていようと思ったが、やはり話さずにはいられなくて、
「おい……あの月。」
と彼は小声で言った。あ、と仲間は小さく叫んで、立ち止まりそうになった。
「……月食だ。」
彼は、あれが月食かと、改めていびつな月を仰いだ。ふと、今夜の空襲で死ぬな、という気がした。けれども、死の恐怖は全くなかった。これで自分の一生もおしまいか、という感慨もなかった。ただ、飛行兵志望だったのに、一度も飛行機に乗ったことがないままに死んでしまうのを、残念に思った。
彼は、指を鳴らして、
「ちくしょう。」
と独り言を言った。すると、仲間も何を考えていたのか、
「ちくしょう。」
とつぶやいて、指を鳴らした。
それから、二人は月食の月を浴びながら黙って歩き続けた。

 

          *

 

この、「今夜の空襲で死ぬな」という心情を答えさせる設問がありました。

このフレーズをほとんどそのままを書けばいいのに、

私が説明文の読解でいつも「具体例だけでは説明にならない」と話しているせいか、

徒さんは、

「今夜の空襲で死ぬ」と言う以外表しようのないその心情にもかかわらず、

ほぼそのままを書くことに抵抗があったようです。

 

その結果なぜか、

「いつ死ぬかわからない」と言い換えてしまった人が続出しました。

 

 

でもそれって全然違うよね、という話になりました。

 

「自分は今夜の空襲で死ぬ」というリアルな実感。

「いつ死ぬかわからない」というのは、いかにも現代人が書きそうな、深刻なようでいて、実感がない”軽さ”の現れ。

 

 

「南海トラフ地震、いつ来るかわからない、いつ来てもおかしくない、って思ってるでしょ?

でも、それが明日とは思ってないよね。

今夜南海トラフ巨大地震が来るから明日会えないかもしれない、なんて思わずに、

夏休みの計画を立てて、楽しいイベントの約束もする。

つまり、

”いつ来るかわからない”なんてのは、”明日には来ない”あるいは❝自分には訪れない”という、

とても漠然と、他人事としかとらえていない証拠。

我々のように、平和ボケしていると、ついそうなりがちだけれどね・・・・

 

そんなのほほんとしたお気楽さと、

「自分は今夜死ぬ」という実感は全然別物だ、というふうに話をしました。

 

また、

ただ「今夜死ぬ」とだけ思い、感傷もないといった乾いた感情。

そこには、ただ圧倒的な現実があるのみ。

 

ロマンティックとかしんみりとか切なさなんて、

ヒマだから、平和だから、甘ったれてボケてるからこそ味わえるんだ。

 

 

なんて言いながら、話は、

靖國神社に奉納されている花嫁人形のことへ。

 

誰が、なぜ納めたと思う?と問いかけると、

やはり、恋人や婚約者が……と想像する中学生。

 

そうじゃないんだよ、

恋人や婚約者がいたら、まだ救われたかもしれない……

 

 

教室は静まり返りました。

 

     *

 

読解ができるかどうかは、「自分以外の視点でものをみることができるか」が大きな要素です。

レサンスでは、

国語の大きな目的は、

「他者の視点でものを考える」→→「他人の立場、異文化を想像し、理解する」ことだと考えています。

知識を身につけること、勉強することは、

そのためのツール。

 

人にやさしくなるために勉強するのだ、といつも思っています。

 

たとえば、「今夜の空襲で俺は死ぬ」と「いつ死ぬかわからない」の違いをしっかり感じるような……

 

 

 

※「月蝕」が載っている本をアマゾンでさがしたのですが、中古しかないみたいです。

 代わりにこんな文庫がありましたので、紹介します。

 

 

 

 

posted by: L'essence | レサンスな日々 | 01:36 | comments(0) | trackbacks(0) |-
迎えに来たら、先生がめちゃめちゃ怒っている声が聞こえて、もう絶対ここの塾に任せようと決めた

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

こんにちは。

少し前の話になりますが、6月前半に、保護者面談を実施いたしました。

お忙しい中お運びいただきありがとうございました。

 

例年より遅い時期の開催でしたが、

学校の懇談の後だったことで、学校の様子もより詳しく伺えましたし、

中間テストの結果をがっつり踏まえてお話できましたので、

遅い時期で逆によかった面も多々あるなぁ、と思っております。

 

 

5月には卒業生が遊びに来てくれたり、

面談の中で、本当にレサンスがあってよかった!と涙ながらに語ってくださる方もいらして、

しみじみすることの多い、この初夏でした。

 

お礼を言われるたびに思うことですが、

私たちの存在に感謝してくださることに感謝です。

そういって、喜んでくださる方々のために、私たちはこれからも誠心誠意頑張ろうと思います。

 

                 *

 

そんななか、ふと、卒業生の保護者の方が話してくださったことを思い出しました。

もう何年も経っていて、そろそろ特定される心配はなかろうと思うので、書かせていただきます。

 

ちなみに、そのエピソードは、卒業のご挨拶のときに、初めて明かされました💦し、知らなかった・・・・

 

                 *

 

 

その方のお子さんが、まだ体験期間中か、入塾したての頃のことです。

小学生のお子さんを迎えにレサンスに来ると、奥の教室から、

私が中学生をものすごく怒っている声が聞こえてきたそうです。

 

それはそれはもう、ものすごーーーく怒っていた(原文ママ)と。

それを聞きながら、思ったのだそうです。

 

赤の他人の子どもに、

こんなにも一生懸命、ここまで真剣に、これほど熱く怒ってくれるなんて.....

もう絶対ここに子供を預けよう!

 

・・・・私、まったく記憶にありません。

時期的、部屋的に、あの学年かな? よく叱っていたけれど、いや、よく叱っていたから?どのエピソードのことがわかりません。

今でもそういうことはたびたびありますし💦

ガラ悪くなかっただろうか?とだけ心配しておりました(笑)

 

                  *

 

そして、そのご家庭は、じっさい、ごきょうだいで通ってくださいました。

在塾中、面談などでお話をする際も、

もちろんそのときどきで具体的なお悩みやテーマは変わりましたけれど、

 

根底にはいつも、

お子さんが将来自立して生きていくために、今、何をどのようにすればいいか

すべては、長い目で見たお子さんの幸せのために

 

という観点があることで我々は一致していました。

 

だからこそ、

その怒声のことを、

 

「今のことだけではない、将来のことを思って怒ってくれてはるんだ。

 中学生までしか預からないのだから、正直そんな先のことは関係のないはずだし、

逆に今嫌われるリスクもあるのに、そこまで考えてくださることがよーくわかった」

 

と、言ってくださったのだと思います。

 

ありがたい話です。

 

 

 

でもね。

私は思うのです。

迎えに行ったら、なんか先生が激しく怒っていた。

ガラ悪い。

そこまで言わなくても。

 

と、思われても、それはそれで、アリだと。

だって、

感じ方は人それぞれだから。

どの受け止め方が正解とか不正解とか、そんなことはないのです。

 

どんな受け止め方も、ご自分がお感じになったことを、みんなが大切にできたらいいなと思います。

「こういうのが筋」とか「周りが言っていたから」とか、自分の中の不安とか忙しさとかプライドとか、

自分の気持ちをありのまま受け取ることを妨げるものは、意外と多いですからね。

 

自分の気持ちも、相手の気持ちも、

ありのままに大切に尊重できたらいいなと思います。

 

 

で、

わたしたちは、

これは子どもには大事!子どもの時期に、今のうちに伝えておきたいと思う事柄を、

これからもバンバン熱く厳しく伝えていきますよ〜

それが、かかわる大人としての誠実さと責任だと思うから。

 

で。

それを聞いた子ども本人が、どのように行動するかは、

子ども本人が選びとり、決めることです。

 

 

posted by: L'essence | レサンスな日々 | 11:24 | comments(0) | trackbacks(0) |-
信じるということ

JUGEMテーマ:日記・一般

 

先日、息子を迎えに行った帰り、車を下りるときに何かがぽろんと落ちました。

拾い上げてみると、カーネーションの蕾。
花束をもらったそうなのですが、道中か降りる際に、荷物でも引っかかっていたのか、

落ちた蕾は、花の部分だけスパッと切れていました。

 

 

茎の部分があまりにも短すぎて、でも捨てるにはしのびなくて、

ダメ元でお水につけてみました。


翌朝「なんか昨日より開いてる気がする……」
    ↓
  「やっぱり開いてるよねぇ」
    ↓

    ↓

    ↓

    ↓

    ↓

    ↓
2日後の朝。

画像に含まれている可能性があるもの:室内

 

 

もしあの時、もうダメだね、とゴミ箱に捨てていたら、咲かなかった命。

2ミリにも満たない茎も、こんなに水を吸い上げる力がある。

 

 

                 *

 

 

人間も同じ。

ほんとうは咲く力を持っていたのに、「もうダメだね」と切り捨ててしまったことで、

表に出ることなく終わってしまった能力が、世の中にはたくさんあるんだろう。

 

逆に、

信じて待ちつづけることで、

どんどん輝きを増す力をたくさん見ました。

子どものパワーって、ほんとうにはかりしれないと思います。

 

 

進学塾レサンスは「」なので、

まずは勉強であり、しかも、「定期テスト」や「受験」という期限のある目標に向かって、

やるべきことをやらねばなりませんし、結果も出さねばなりません。

約束事も守ってもらわなければなりませんし、

ルール違反は認められません。

守らなければ「退塾」も、もちろんありえます。

 

 

ですが、

人間としての一人一人の力は底知れなくって、

それはまだ隠れて眠っているだけ。

と、いつも思います。

 

 

とはいえ、

 

いつ花開くかわからないんですよね💦

「今」かもしれないし、ひょっとしたら10年、20年先かもしれません。

だから、

親御さんの、

「そんなに待てない!!」はとてもよくわかります。

私たちも、

できれば塾在籍中に花開いて結果を出してほしい。

 

でも、

無理矢理にではなく、

本人の心の底から、頑張ろうとか、変わりたいとかいう気持ちが出てきたときの、

爆発的な成長ぶり。

そのゆるぎない強さ。

 

それが出てくるまで、信頼して待つ、ということが、

本人の人生にとって、どんなに大切なことか。

大人にとっては、ほんとうに忍耐のいることだけれど。

 

                 *

 

ダメなものはダメ!と厳しく叱ることはあるけれど、

それが、

「アナタという人間はもうどうしようもない」というメッセージにならないように。

あなたの可能性、あなたという人間を信じているからこそ、この行動を叱るよ、というメッセージになるように。

 

細心の注意を払っています。

 

posted by: L'essence | レサンスな日々 | 12:12 | comments(0) | trackbacks(0) |-